2010年07月28日

リタイアの名目

妊娠9ヶ月目を過ぎてもうしばらく、
産休入りも指折り数えてあと数日というところ。
ここ数日でハラハリの頻度が加速してしまい、
頓服を使って誤魔化しつつも、次には恥骨から響く鈍痛に。
なんか、流石にこのままスルーはできないと野生のカンが働き、
仕事中だけれど急遽産科受診することに。
白衣姿のまま上司に車椅子を押されて進む院内、
痛みや不安はともかく、申し訳なさと恥ずかし過ぎて涙目。

予約外なので、いつもの担当ではない先生が言う。
状態はいきなり子宮口が開いてどうこうではないけれど、
ハリの頻度も多くなって、だいぶ無理してたんでしょうとまず一言。
今までの健診でも注意して毎回内診して頸管長を測り続けていたが、
数日前に診察した時よりまた少しずつ短縮が進んでいるらしい。
敢え無く切迫早産、自宅安静の烙印を押される。

横についてくれた上司はいいよいいよ十分がんばったよとなぐさめ、
医師はもうそういう時期に来たんですよとフォローする。
そうか、そういうものかと納得したい一方で、
あと数日なのになんだよー、というやるせ無さが拭えない。
確かに早く休みになったらいいのになぁと思ってはいたが、
それはもういくつねると的なニュアンスで、
不慮の事態で早まって欲しかった訳ではなくてだ。

まぁどっちにしても、休みじゃん。
仕事的には、そうだよ、そうなんだけどね。
posted by る・れくま at 17:44| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月15日

カラが破れるとき

自分はいつまでもヒヨコだと、思っているのは自分だけで。
もう本当ならば中堅のお姉さん方と同じ、
色々な判断を自分がしなければならない頃にある。
それは良く良く分かっていたことで、
たまたま妊婦になって産休間近だからとか、
自分より少し上の層がいたからで逃れてきたこと。

ヒヨコはヒヨコなりに徐々に心構えを変えつつ、
卵のカラを破るそのときは,ある日突然やって来る。
一時のリーダー不在、一分一秒を争う切迫した状態において、
自分がその中でのリーダーシップを取らざるを得ず、
なおかつそれには人の命がかかっているということ。

急変、しかしある程度は予測された範囲のこと。
心臓が動いていれば、後は気道さえ確保して、
適当な補助換気をすれば人はいきなり死にはしない。
慌てない、慌てない。先ずは応援、救急カート、
挿管準備しながら先生に報告して、
誰が何やるの人の振り分けを声に出して。
これでいいんだよね,これで。
あとは?どうする?がアタマのなかをグルグル駆け巡る。
ああ、早くリーダーが戻って来ないだろうかと念じながら。

幾度となくシミュレーションはした急変対応、
しかしいざやってみてから振り返ると、まぁなんて慌てよう。
いやでもね、ヒヨコなりに頑張った。大まかな流れはこれでいい。
これで全てが一人立ちとは到底いかなくても、
カラが破れた隙間から射し込む光を確かに見た気がする。
posted by る・れくま at 23:07| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月01日

悄々とする腕

後期の妊婦健診何回目か、
この日はちょうど採血があった。
たまにお手伝いに行く採血室に、
今日は採血をお願いする側で立ち寄る白衣姿。

顔馴染みの検査技師さんが通してくれたと思ったら、
実際刺すのはあまり知らない方の人で、
「ここ(正中)にあるけど、思ったより悄々ねぇ」と、
駆血してからもしばらく老眼鏡をかけ直したり、
ああでもないこうでもないと探している。
いや、自分的にはばっちりあると思うのだが、
プレッシャーになるといけないので有り体な相槌を打つ。
幾ら採血が出来る身分だとしても、
自分の採血は誰かに頼まねばならぬこのもどかしさ。

採血自体は滞りなく終わったものの、
悄々と称された我が血管のことを思うと、
少しもやっとしながら、いやそうかな確かに、
でもね前よりずっと見やすくなったんだよなどと、
おかしな自己弁護が脳内を駆け回る。
そしてここまで“悄々”を連発しておきながら、
読みが“しおしお”(※注)だと先程まで知らなかった自分。
それ故に使ってみた、取り留めのない連想の産物。



※しおしお【悄々】
〔副〕落胆して元気のないさま。しょんぼり。
posted by る・れくま at 23:39| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月15日

ハラハリの憂鬱

話は遡ること前回の妊婦健診。
夜勤明けなどたまにハラの張りがある話をしたら、
のっけから先生に夜勤免除を勧められてしまった。
いやでも都合で月2回くらいしか入れられなかったし、
今のところ現状維持でいいかなぁと…などお茶を濁す。
本音は日勤ばかりが続くのも結構つらいのと、
夜勤手当てがないのでは雲泥の差だということもある。

取りあえず現状は経管も短縮していないしということで、
頓服の張り止めを出されて、経過観察になった次第。
しかし、わざわざ内診したのに今回の経腹エコーはなしで、
また次回だとかが解せぬ…自分の職場ながら謎が多い。
おかげで8ヵ月に近づいても未だに性別が判明せず。

問題は、このハラハリが異常事態なのか、
通常範囲の妊娠陣痛なのか区別がつかないこと。
今回の妊娠ではガードルタイプの腹帯だと張りやすく、
張っていても動けてしまえるので早々に使うのを止めた。
そうはしていても、夕方や夜勤明けはしんどくなる。
多分すぐ横になれば解決するところで頓服を頼るのも、
本末転倒のような気がしてなかなか飲むタイミングがなく。
今日は、いよいよ辛かったので初めて頓服を飲んでしまった。

切迫早産のリスクは、初産より経産婦、
仕事がない人と比べたらある人の方が高く、
しかも看護師はそのテの話が多い職種らしい。
何としても休みまでの1ヵ月半は気合いで乗り切り、
目標は最大3ヶ月までをハラに納めて育てたいなぁ。
posted by る・れくま at 23:53| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月25日

にんぷ濃度、上昇中

今の職場&配属に来てから2年過ぎ。
一昨年も去年もひとりずつ妊婦がいて、
二人とも無事に乗り切ってママさんになっていった。

さて次が自分だとバトンを受けた気になっていたら、
これまた次、更に次、そしてまた次へと、
配属内で自分を含めて一気に複数がご懐妊ときた。
確かにここ何年で既婚者が増えたのだから無理もないが、
集中治療室にはコウノトリがいるとしか思えない。
そんな訳で、元々人員が多い訳でもない職場は、
勤務交代の都度、毎日毎回のようににんぷ濃度が高い。

自分は経産婦ということもあり、
何かと質問されたり聞かれることも多いのだけれど、
相手は先輩として色々と助けてもらってばかりの人達。
逆にアドバイスする側になると、何だか不思議な気がする。
posted by る・れくま at 21:27| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月17日

穏やかでない人々

看護の現場たるもの。
人為的なミスはなるべくおかしちゃならないが、
人的な事故、というのは食らうと非常にやるせない。
つまりは、人が勝手に転落したり管類を抜いたりの話だったり。
これは落ち着きのなくなったご老人に限らず、
普段はクリアな若者でさえやらかすことがある。

特に集中治療室は昼夜問わずモニターがピコピコ光り、
輸液ポンプやら呼吸器やらのアラームがそこかしこに鳴る。
さらに窓には高くブラインドがかかり、
少しも解放感なんてあったもんじゃない。
たぶん普通の人でも数日居たら気が触れる。
だから仕方ないとは思う…思うのだけど、
何でこんなことするかなぁと内心ではいい迷惑。

いったんこういう事態が起こると、
インシデントとして記録は残さなきゃならないわ、
始末書というかレポートを書かされる羽目になる。
たとえ自分がやらかした訳ではないにしても、
何らかの予防策や回避策を考えたり、
自分の受け持ち時間に起きたことに責任が生じる訳で。
もちろん危ない人には抑制を開始するけれど、
抑制は最低限にという倫理的配慮のスキマを縫って事故は起こる。

本当に気をつけていても、やられるときはやられる。
犬も歩けばなんとやらだと思っておきつつ、
すごく重大なことにならないでマシだと思うしかないんだ。
posted by る・れくま at 23:42| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月04日

I envy you.

仕事場での、とある人からの一言。
あなたみたいならいいのに。
あなたが羨ましい、といきなり言われて戸惑う。
はぁ。一体全体何がなんだか。

何もかもにおいて好い加減で中途半端。
その人に羨ましいと言われるような何かが、
この身には一つもないように思える。
いや、自分は自分なりにシアワセだけれど、
その人が同じ状態で果たしてシアワセかは分からない。
傍目から見れば、結婚、育児、仕事の三つ巴。
それらは人並みのシアワセというものだろうが、
人生の負債たる負債を背負いこんで、
身動きがとれず働き続けるしかない三重苦とも言える。

けれども、自分はこの問に対して、
軽口でもあなたの方が羨ましいと返す気にはならなかった。
そもそも他人とはシアワセの物差しが違うんだと。
その人の“羨ましい”は同じ土俵では並べられないから、
題名は、本当は使いたくない英語を置くとしっくり来る。
posted by る・れくま at 23:59| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月29日

お仕事とモチベーション

最近モチベーションが下がりっぱなしだと、
とある人が仕事で溜め息をついていたのを横で聞く。
終いには、辞めちゃおうかななどとも言っていたり。
まぁそれができたら何よりなんでしょうけど、
簡単にできないことだからこうして悩む訳でして。
仕事へのやる気は常に最低限しか出さない自分には、
まるで別次元の話だろうとも思いながら相槌を打つ。

やりがいがあれば前向きに続けられる仕事。
それとは無関係に、盲目的に続けられる仕事。
選べるなら、変えられるなら、どちらなんだろう。

ああ、自分は絶対に後者だな。
いちばん厄介なニンゲンという対象の、
生きるか死ぬかのクリティカルな現場の連続。
仕事でなければ、自分のことだけで十分じゃないか。
毎度ショックを受けるほど柔でもないけれど、
全てに無関心になりきれるほど機械的ではないから。
posted by る・れくま at 23:25| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月15日

魔除けのピアス

仕事用に使っているピアスは三種類。
何れも小ぶりで、ちいさな石があしらわれている。
ダイヤ風のガラス玉、ラピスラズリ、そしてターコイズ。
不思議なことに、このピアスの種類によって、
その日が忙しくなったり、適度に落ち着いていたりする。

いちばんの魔除けになるのはターコイズ、
逆にガラス玉のときにはやっかい事が多くなる。
ラピスラズリは忙しくなっても比較的冷静にことが運ぶ。
最近のような満床続きで忙しい時には意味がないが、
まぁちょっとした願掛けのつもりでチョイスする。

が。最近その効力が弱くなってきたような気が。
穏便さを求めてターコイズばかりつけていたら、
そうそう当たらないような、でかい貧乏くじを引いた。
例を挙げれば、夜勤中に心肺停止の入室があって、
そのお陰で仮眠が全くとれなかっただとか。
身重で、しかも明け方フラフラ時間にはさすがに厳しい。

石も魔除けに疲れてしまったのか…。
たまにはターコイズを休ませてあげつつ、
分かりきった苦難にはガラス玉で対抗してやるかなぁ。
posted by る・れくま at 23:52| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月08日

病との付き合い

病気といっても色々あるが、
普段健康とされている人においては、
その区分は至ってシンプルにできるんではないかと。
つまり、放っておけばよくなるような病気と、
放っておくと更に治らなくなる病気。
この見極めがつくようになれば、
無駄な時間や苦痛も少なく済むのになぁと常々思う。

例えば風邪などは特別どうしようもない。
頭や喉が痛い、咳が出る、痰がからむなどは対症療法。
熱が出てもある程度は生体反応だし、
そこをうまく助けるように栄養休養補っておけば、
後は自己免疫がなんとかするのを待つのみ。
インフルエンザも巷では恐れられてはいるが、
基本的には日柄ものなので対策は変わらない。
ただ周囲への感染を防ぐためにはヒキコモリが親切。

同じような症状であっても、
喘息やアレルギー系、生活習慣病は放置しない方がいい。
繰り返し症状が重なると弱めの薬では効かず、
どんどん強い薬が必要になって、副作用も増える悪循環。
体には不可逆的なダメージが蓄積する。
なので、早めの対策で悪化させないことが肝心。

後はそう、メンタル的な病気もどちらかと言えば後者か。
あまり苦痛と感じず困っていないならいいけれど、
無気力、不眠、食指低下など身体症状があれば、
それは声なきココロの悲鳴、赤い警告ランプ。
逆に、元気すぎるのも別の意味で病気になる。
アクセルのスロットルは軽く戻すくらいがちょうどいい。
posted by る・れくま at 23:52| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月21日

ハラボテ的白衣

まだ妊娠4ヶ月目だというのに、
なんか早々にハラがぽっこりとしてきた。
ツーピースの白衣に隠れて見えないことをいいことに、
パンタロンのボタンは外し、ジッパー開放なんて有り様。
これはあんまりだろうということで、
やや気が早いと思いつつも妊婦用白衣の注文をする。
前回の妊娠ではそんなの一度たりとも着なかったのにだ。

白衣はゆったりしたワンピースタイプで、
胸の下あたりにリボンがあってそれを後ろで結ぶ。
これが着てみると、ああ確かにハラが出ているのが明らか。
皆には意外に出てたんだねぇと驚き笑われ、
そこへすかさず“ほぼ自肉です”と返す。嘘じゃない。
一度は伸びきった皮だから二度目は易いというか、
子宮に押されてヘソ下のお肉がちょっと早めの自己主張。
ああ哀しいかな。不可逆的な人体改造か。

でもこれはこれで、“妊婦です”って分かりやすくていい。
あたしも流石に無理はしないことには慣れた。
皆がわっと集まって患者さんをベッドに移動するのも、
遠巻き見守りポジションでいいんだと服が教えてくれる。
もちろん全ての負荷から解放されてはいないけれど、
助けを借りつつ、今はできることをがんばればいいんだ。
posted by る・れくま at 23:51| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月17日

好き嫌いの瓶

血液培養、というのがある。
その名の通り、血液を培養して細菌がいるのかを見る。
どえらい熱が出たり、炎症所見が上がったり、
そういうときに出ることが多い検査。

これは採血した血液を2本の瓶に分割して入れるのだが、
嫌気と好気、瓶に日本語で書かれておらず分かり難い。
どっちが後先でもいいような気がするが、
厳密に言えば嫌気的な方を空気にさらす前に先に入れ、
残りを後者とするのがいいらしいと。
嫌→好の順、ケンコウと覚えればいいとは、ある先生の蘊蓄。

ちなみに、小児用では血液の量が取れないので、
瓶一本で検査できるやつもあると最近知った。
じゃあそれ成人で血液採りづらい人に使っちゃダメかなぁ。
二瓶合わせて10cc以上は確実に要る検査だから、
結構な確率で、量が採れず四苦八苦することが多い。
もっと検査技術が進歩したら、
患者さんの苦痛も採血の苦悩も減るといいなぁ。
posted by る・れくま at 23:56| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月07日

テキトウな対策

ここのところ、不調に輪をかけて面倒なこと。
前触れなしに突然立ちくらみがくることだ。
仕事では申し送り中に青白くなるわ倒れるわで、
いいから休めと半ば強制的に帰らされたりもする。
学校の朝礼で突如ぶっ倒れる人々を不思議に思いつつ、
内心自分には絶対ありえないと考えていた。
我が身に降りかかってみて初めて困ったもんだとしみじみ。

原因?で思い当たるのは妊娠しかないけれど、
さて前例ではそんなことあっただろうか。いやない。
色々調べてもホルモンのバランスが崩れるとか、
自律神経の働きが鈍って血圧コントロールが低下云々とか、
どれも適当なことしか言っていない。
教科書ですら不定愁訴に関する部分は、
終いが精神的なもので片付けられている節がある。
対策はゆっくり動け、休み休み動け。それくらい。
結局妊婦に大しては詳しい実験もできないから、
きっとみんなテキトウにあしらって過ぎるんだろう。
仕事中はそれじゃ困るんだけどなぁと思いつつ、
なるべく軽作業になるよう配慮してもらい大助かり。

あと、誤解されやすいのが、
立ちくらみ=貧血だからとは限らない。
鉄はラボデータ的にじゅうぶんあるので一安心。
いや、最近息子の影響で鉄道にちょっと詳しいから、
”鉄”分が増えてる、、、なぁんてな。
posted by る・れくま at 23:55| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

やむにやまれず

どの段階で“それ”を言うべきか。
仕事上なら大概は早めに言う方がよく、
その方がうまく回りやすいのは分かっている。

でも、どうなんだろう。
まだどうなるかも分からないのに、
早めすぎて、自分、ちょっと焦ってない?
などと思い悩んでいるうちに降りかかる。
とある日にあった、とある患者さんの、とある処置。
影響を考えたら、断固回避しなくてはいけない。
しかし、その日は満員御礼で欠員にする訳にもいかず。
前日に分かったのに上の人には伝えるタイミングがなく、
といって誰にでも軽く言えるほどの話でもない。
家に帰ってからも悶々として過ごした一夜。
仕方なしに当日の朝に調整してもらうべくご相談。

まぁちゃんと配慮してもらえて事なきを得た訳ですが。
ああ心臓に悪い。やっぱり早め早めが大事とはいえ、
今回のことは、そう、いいきっかけだったんだと思おう。
posted by る・れくま at 23:57| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月05日

白旗のとき

出来ないことを出来ないと言う。
これは簡単そうで、すごく難しい。

頼まれれば嫌と言えない性分。
いつも苦労を背負いこむ八方美人。
自分がやらねば誰がやる。
いや、誰かが代わりになるのだろうが、
それに対しても申し訳ない気持ちになる。

でも、出来ないことは出来ないんだと、
早く白旗を挙げる方がいいといまの自分は知っている。
だから、“出来ません”と言ってしまった。
無理にやってやれなくはないことも、
やり切ることが出来ない今はいっそ手を引きたい。

好い加減は生来だけど、
仕事上の中途半端は嫌なんだ。
posted by る・れくま at 23:52| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月30日

憑いてる夜勤者

ついに病院も年末年始体制。
元々の人員が足らない中に加えて、
師走の疲れか病欠者も出て更に苦しい日々。

でもそんなことはお構いなしに、
怪我人病人は救外の門を叩くというのが通例で。
当然ながら日中の一般診療がない分で、
夜間も恐ろしく混雑する、というのが予想。
そんな時期に救外夜勤に当たってて、
しかも配置ひとりだけだったら泣くよねーなどと、
冗談を言ったその本人に当たる…が現在進行形。

泣いてもいいですか?(;´д⊂)
だって最近あたしが救外行くと、
憑かれたように色々来るんだもん。

でも、休憩にこんな記事を書く気力はある。
あと数時間を耐えて忍んで乗り越えて。
新年三が日はハレバレ連休。
里帰りしてのんびりハネ伸ばしたろ。
posted by る・れくま at 23:12| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月28日

ニヤリなとき

注:あんまり…な話題なので、
お食事中の方などはご遠慮ください。

ニヤリ( ̄ー+ ̄)なときー。
全然血管見えない人に一発で留置できたときー。
長い間清拭だけで洗えてない人を、
シャワー浴で丸ごと洗ったときー。
その後に肥厚した爪を切ったり、
たまった耳垢やヘソゴマを見つけてウヒャーなときー。
頑固な便秘になってた人を、
摘便してごっそり掻き出したときー。

前述のほとんどについては、
出来ようと出来まいとカネにはならぬ達成感。
が、看護師の行う多くの処置の中でも、
一回ずつに技術料を取れるものの代表格が、摘便。
先輩には“ひとほり千円”などと言われ、
ちゃんと処置伝票に書きなさいよと教わったもの。
実際、現在の点数で千円の働きになるのかは謎だ。

いやあの、別に変な趣味とかじゃなく。
普通に考えれば、達成感どころか嫌なことでしかない。
誰もがやらないことを進んでやる。それが仕事だから。
でも、何よりうれしいのは人に感謝されたときだと、
一般的に分かり易く、そういうことにしておこうか。
posted by る・れくま at 23:03| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

ちょくらいさん。

病院の救急当番(二次救急)というものは、
その地域で曜日毎に割り振られていて、
当番日には第一選択で救急車の連絡が回って来る。
この当番が土日になることも多いので、
しかも月曜日も祝日で当番なんて日には、
連日が目を覆うような忙しさに巻き込まれる。
この地獄は、急外をやった人にしか解らない。

仕事の対象は、救急車だけにあらず。
まずは、予約の消毒や予定注射に来る人々。
病院に電話連絡をしてから来る人々、ここまではいい。
問題となるのが直接来院=直来という類で、
とりあえず病院に来てしまえばいい、
そうしたら何とかなるだろうという無謀な人々。
実際、当直が担当科とかでない場合などは多々あり。
特に小児は難しいので断わざるを得ないが、
結局、祝日でやっている場所も限られているので、
ちょくらいさんもドバドバと押し寄せてくることに。

が、一度救急車が入ってしまうと診察は中断。
廊下に沿ってびっしりと人の列。
受診予定の人さえなかなか呼べない中で、
ちょくらいさんは言わば飛び入りでやって来て、
それで早く診てくれなどと、それって正直どうなんだ。
自分はまだなのか、あとどれくらいか、何番目か、
診察待ちイライラ対応にも更に時間を割かれムキー。

この時期、特に多いのが発熱を主訴とした人々。
=インフルエンザ疑い、ちょくらいさんの大半はそれ。
気持ちは判るけれど、熱が出ての速攻受診は止めて欲しい。
だって、インフルキットは早くても半日過ぎ、
本来はまる一日くらい過ぎないと判定が出にくい。
検査キットで陰性でもインフルのこともあるので、
症状から判断して早めにタミフル出してくれることもあるが。
しかし、まぁ基本は風邪と同じこと。
お家であったかくして水分栄養取って休むに限る。
わざわざ受診しても待ち疲れで更に具合が悪くなるだけ。
休日の病院なんて受診するもんじゃないよ、本当に。
posted by る・れくま at 23:43| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月30日

疾風の一時間

救急当直だからといって、
いつもいつもが忙しい訳ではない。
誰も来なくて暇だねぇと呟いて、
早々に仮眠の支度を始める日付変更線。
目を閉じてもすぐには寝られず、
いつ何が来てもおかしくない緊張と背中合わせ。

と、閉じた目の裏でそんなことを考えてたら、
ほらほらほらね。やっぱり来た。
しかも胸痛。しかも大動脈解離疑い。
超特急でライン・採血・造影CT、
診断がついたら次は転院搬送の準備。
そんなこんなで疾風怒濤に過ぎる一時間。
赤い光の去った先は、また誰もいない暗闇。

さあ今度こそ、朝まで誰も来るなよと。
誰にお祈りする訳でもなく、扉に手を合わせる。
posted by る・れくま at 22:25| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月12日

なすたま冥利

この仕事に就こうと思った動機は、
手に職をつけて自立したいのが本音。
タテマエは“家族の役にたちたい”で、
確かにその理由にも嘘はない。
が、役に立てるか否かはまた別の話。

祖父の入院があっての翌日、
わざわざ時間を取ってもらいムンテラを聞いた。
自分が救急で仕事をしていることは、
さっさと母がバラしていたので隠しようもなく。
しかし、担当医からの一言で、
“話が解る人がいた方がこちらも助かる”と言われ、
多少役にたてたかなぁと思うに至った次第。

地元にいた頃の自分だったら、
大した経験も積めないままで、
ただルーティンに追われて過ぎる日々。
今と同じことがあっても、
こんなに落ち着いてはいられなかっただろう。
天から降った試練に身を投じ、
救急の領域に片足突っ込んでもう二年目。
苦労は買ってでも…いや、したくないけど、
悪いことばかりではないと感じる今このとき。

なすたま冥利につきます。
posted by る・れくま at 23:49| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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