2009年06月01日

岬の先

虚空に響くは風の音
冷徹なるまでたおやかに
瓦礫となる去を崩し
漣を引き連れ無に還る
命短し人の世の
業は泡沫の後にぞ知る
posted by る・れくま at 23:58| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月02日

切り札

きっと君は知っている。
いま僕は切り札を使わない。使えない。
使おうとすればその後に、
君が賭するものは一つしかない。

最早牽制にもならないが、
かの切り札を、懐刀に置いておこうか。
使うことがなければいい。
使うことがないようにしたい。
だけどいつでも使えるぞという、
最後の保身の御守りとして。
posted by る・れくま at 22:25| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月03日

危篤の枕元

アタマに超が付く重病者さんは、
勤務でしばらく休みに入ってしまうと、
もう会えないかもしれないなぁ、などという、
不謹慎だけれど、でも可能性の高いことを思ったりもする。
この一晩を越えるのも分からない、
そういう場合、朝に行ってみたらもういない…とか。
人の危篤とか臨終、何度遭ってもしょぼんとする。

とにかく家族が、つらい。
医者にも回復の見込みが低いと宣告されて、
でもまだ必ず治ると信じていて。
看護師は、ただそこにいることだけ。
患者さんが起きているように話しかけ、
患者さんのいつも聴いていた曲をかける。
何度も、何度も、何度も―。

信じています
信じています
疑えば切りがない

女の悲恋を綴った一節が、
物言えなくなったその人の言葉のようで。
つらいばかりが続く治療や処置も、
きっと、良くなるためだと信じていてくれる。
全力投球を望む家族と同じ気持ち、そうあることを願う。

仕事でも、私事でも同じ。
まずは、信じることから始めたい。
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2009年06月07日

続・コツコツブロック

20090526143213.jpg20090530193448.jpg

毎日毎度のことながら、
芸術的な創作にいそしむうぃさん。

ブロック遊びは一見変化がなく地味なようで、
しかし子どもにとっては自由にできる素材。
最近は、細く長く繋げて電車に見立てたり、
両翼をつけて「あっじー(ひこうき)」などと言う。
なんで飛行機→アジ、なのかは不明なおもしろ発音。

他は写真下のような、見事に何かを模したカタチ。
某シンケンジャーの影響なのか、
たぶん剣、なんだろう。柄の位置といいそれっぽさ。
なるほど。それなりにテーマがあるんだなぁ。
posted by る・れくま at 23:56| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | うぃさん(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月08日

田舎の母味

20090608100108.jpg

我が家は、某カントリーマアムが好き。
非常食としてほぼ常駐させているものの、
いつの間にか最後の一個に手が伸びている。
で、バニラとココア味どちらかと言われたら、
夫婦が揃って後者を選ぶ。バッドバッティング。

そこで旦那曰わく、
「ココア味は僕専用で」とかの押し付け主張。
無論、そんな意見が真っ当に通るはずもなく。
幼少時に父が“大人のふりかけ”は、
子どもはダメだと書いてある(←嘘)などとごまかした、
そんなどうでもいい思い出にも似た脱力感。

確かに。
チョコチョコしい味を求めてのカントリーマアムに、
バニラ味では控え目な主張がいまひとつ満足感に欠ける。
だからといって、カントリーマアムが全てココアなのも、
柿ピーのピー抜きのような、オトナの横暴を感じる。

そんなバニラココア論争なんぞより、
さり気なく大袋の内容数が減っているという新事実。
posted by る・れくま at 12:02| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月09日

イケメンファイル。

20090608100143.jpg

人の名前をなかなか覚えられない。
特に、芸能人なんかは全く記憶に残らない。
それでいながら、覚えようと努めた相手は覚えるので、
ハナから覚える気がない、というのが正しい。

先日、銀行の窓口に行ったら、
何かのついでにファイルを貰った。
ファイルなんかは腐るほどあるけれど、
前面で微笑む青年がなかなかのイケメンで、
ああこれは意外にいいものを戴いたなとニヤリ。
ちなみに自分は面食いではないけれど、
旦那さんがイケメンなのでそれを否定する術がない。

で、このイケメンファイルを職場で使っていたら、
誰かが「あ〜、××××ですねかっこいぃ〜」と、
ミウラナニガシというこの人物の名前を口にして、
その時初めてイケメンの名を知る、が突如ど忘れ。
ええと。ハルオ?ではなくて。
ハル…なんとかさん。ごめん忘れた。
えっと?ああそう、ハルマ!
分かった。ええ覚えましたよ。ハルオ。
ここだけ読むと、耄碌したばあさんみたいだあたし…。
posted by る・れくま at 21:20| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

ネンレイ的基準

年齢を気にするかと言えば、気にする方。
最近トシ食ったなぁなどという実感ではなく、
単純に他人を見るときのひとつのモノサシとして。

歳の割に若いとか、逆に老けているは外見に留まらず。
八十越えで身の回りも全てしゃんとしている人もいれば、
二十三十代そこそこで自分の世話もろくにしない人もいる。
または脳CTでちらり垣間見れる萎縮の程度、
もしくはレントゲンの骨粗鬆症の程度など、
年齢とはまた違った真実がそこにはあり。
年齢から見てのその人にあるべき知性、
常識や理性のある言動・行動があるのかも重要。

この“常識”というのが厄介で、
主観や思い込みが現れやすく、一歩間違えば決めつけになりかねない。
ので、あまり自分が常識人らしく語るものでもないが、
相手のことを考えない身勝手な人を見ると、
お前何歳だよ(!)と思う。年上なら更にがっかり。
逆に、自分より随分若くてしっかりした人を見ると、
すごいなぁと関心しつつ、別の意味で年齢を疑う。

何処までも自分本位の基準、だけれど。
これが年相応だと思える自分を探すには、
たくさんの“歳の割に〜”を見るのが手っ取り早い。
そして、この程度でいいやと甘んじるのではなく、
出来ればちょっと上のラインを見据えていければ。ねぇ。
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2009年06月14日

混じりっ気

岩石と鉱物の違いは、
その中身が複合体か単体か。
岩石には色々な成分が含まれているが、
鉱物は原子のカタマリ。
細かくしても単一の原子なんだそうで。
見た目には同じような石っころが、
中身の違いで希少性や役割も大きく変わる。

人間も同じこと、かなぁ。
割れてもなおひとつのココロザシか、
割れたら割れたで別の何かとしてやっていくか。
混じり気のない鉱物の美しさに憧れて、
でも、今は固くて脆い岩石になろうとしている。
posted by る・れくま at 21:55| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

ケンミンデー。

6月15日はチバ県民の日。
だからなんだよと思いなさんな。
チバ県民でああよかったと、
心底思っていただきたい、そういう日。

県民の日なんだからきっと、
公立学校とかはお休みなんだろうし。
そのお子様が遊びに出掛けるとしたら、
公共プールや某ネズミーランドが流行るだろうし。
何故って、ほら、県民の日だから。
タダとか割引とかやってるらしいよと聞いた話。

うちは去年からの移住民だから、
ああそんなことは知らなかったよママン。
来年こそ、そうだ休み使ってでも遊んでやろう。
とか言いつつ、その頃には忘れ去られている県民の日。
posted by る・れくま at 22:26| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

着まちがえっこ

保育園から帰ってくると、
あれ?洗濯物の中身がうぃさんのと違う。
もしくは、エプロンやらタオルが足りない?
とかいうことは、時々、いや結構ある。
もしくは、違う子の服で帰って来ることも。
ハハならお迎えの時に必ず気づくが、
おとーさんでは似たようなものだと流石に気づかない。

子どもがうじゃらうじゃらしているのだから、
先生も大変だろうし、まぁ仕方ないかなと。
いちいち目くじら立てることでもないと思い、
なるべく嫌味がないよう説明することに気を遣う。
先生には他のママさんがいない1対1のときに、
さり気なく間違えて入っちゃってましたよと伝え、
お洗濯物は洗っておいて返せばそれでいい。
ただ、無くなってしまうのは困るので、
気づいたら早めに捜索をお願いしておく。

本音を言ってしまえば、
こういう間違えがすっごく嫌だ。
うぃさん本人が間違えに気づかないというか、
全く気にしていないからこそ、ハハは気にする。
そんな当たり前の身の回りの世話を、
ハハがやってあげられない毎日が、嫌なんだ。
posted by る・れくま at 23:55| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | うぃさん(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月17日

褒められゴト

共働き夫婦のツマによる嘆息を横で聞く。
オットが家事や子どもの世話をしない、
してもあれじゃしない方がまだマシだとか、
皆さん多かれ少なかれご不満がある様子。

そっかなぁ。
うちの旦那さん、本当によくやるよ。
家事だって、食器洗いごみ捨て洗濯はもちろん、
疲れているときにはご飯の準備もしてくれるし。
夜勤のときは息子の食事やら風呂やら保育園の支度、
また翌日に保育園に預けるところまでちゃんとこなす。

確かにすごいよ。オットとしては。
でも、これがツマとしては全部が当たり前と思われる。
それをしたからって褒められたものじゃないし、
むしろやれていないことを非難される方がありそう。
なんなんだろうな、この社会に蔓延る温度差は。
一時の家事分担や子育てパパブームでもいいから、
生きるために必要で当たり前なことを、
男女の境なくもっとやれたらいいよねぇ。
posted by る・れくま at 23:59| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

ちいさな不発弾

ふと、見つけてしまった。
先に、見つかってよかった。
でもそれがあることで、
最悪の事態を考えたりもする。

心中に不発弾ひとつ。
爆薬のない空っぽだといい。
posted by る・れくま at 23:57| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

てるてる軍団

小学校の前をバイクで通過中の昼下がり。
てるてる坊主のようなお子様がわらわらと、
学校の隣にある謎の区画に入っていく姿が見える。
何かと思ったら、プール授業の前なのだと合点がいく。

うわぁ、楽しそう。いいなあ。
と、つい口に出る自分、ヘルメットの下でよかった。
授業で水泳をやったのなんて、もう十年位前の話。
高校でも自分からすすんで選択したくらい、
本当に、好きだったんだ。
1000メートル以上泳ぐのも苦にならないくらい。

いま、あの頃の水泳と同じような、
好きだと言える何かは、ない。
それでも、暇を思う暇もない程、
あたしの日々はぎゅっと濃縮した味をしている。
posted by る・れくま at 14:25| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月23日

むき出しの札束

救急外来には、本当に何だって来る。
老若男女、大金持ちからホームレス、
手錠がついた人だって関係なく、だ。
病院に来るのだから何か助けが必要なのだけど、
伸ばしたその手を引っ込めたくなる。
そういう場合もなくはない。

貧富の差、それ以前の人となりを感じるとき。
着の身着のまま風呂も月単位入っていない様相でも、
ポケットには小銭ジャラジャラとむき出しの札束。
お金が決してない訳じゃなく、生活保護も受けている。
そんな人が泥酔した挙げ句に、
勝手に転んで流血して運ばれる先は病院。

酔っ払いの相手だけでもふつーに呆れるのに、
こういう路頭で倒れていた系の方々は、
十中八九が息をしたくなくなるグレートスメル。
犬小屋にある毛布が水で濡れた時のような、というか。
そしてポケットには同じ臭いが染み付いている札束が。
生保は税金から、つまり自分の懐から出たも同じ。
そう思うとやるせない気持ちになる。
でも、これじゃ引き取る方があんまりにも気の毒だからと、
身包みはがしてシャワー浴なんてこともたまにする。

また同じようなことが繰り返されようと、
しなびた札束のように、くさいものには蓋とばかり、
社会の隙間に閉じ込められるしかないのかなぁ。
posted by る・れくま at 22:09| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月24日

指差しベクトル

最近のうぃさんは、色々ともの申したい様子。
が、語彙がないので言葉はなんとなくニュアンス。
発音と口の開閉が合ってないぞ、だとか。
それを、これまたハハが適当に解釈したりで、
本来の意味は謎、というのも多い“うぃ語録”。

二歳になってもうしばらく経つ。
他のお子さんが結構はっきりと話す中で、
こんなもんで大丈夫かと心配していたハハ。
と思っていたらついこの数日間で、
あらゆる物を指差しては名前を呼ばせ、
それを真似して発音するということにご執心。
特に、パズルの絵にある乗り物を連呼させられる。
バス、じどうしゃ、は意外と発音できるのに、
何故にそうなるのかというのが以下。

ま、わー→パトカー
しょっしょっし→消防車
しっしゃってぇー→新幹線
あっじぃー→飛行機

やはり飛行機=アジは未だ脱せず。
でも、興味のベクトルが広がったときこそ成長の兆し。
今日もうぃさんは、至極マイペースで進んでいる。
posted by る・れくま at 11:13| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | うぃさん(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月25日

隣のゴカイニン

とりあえず、あたしじゃないぞ、と前置き。
突然の知らせに驚く人多数ながら、
まぁそういう流れでもありでしょうと。
年から言えばまるで自分を追うかのような流れで、
おめでとう、という気持ち以上に応援したくなる。

昨年から結婚ラッシュ&異動の職場で、
一気に既婚者&子持ち層が増えたのは何より。
けれど、これで割を食うのはいつもそれ以外と、
口には出さないながらヒシヒシ伝わるプレッシャー。
仕方ないじゃんね、って。
このあたしが言うと説得力が皆無だ。
でも、これで不平や嫌味を申すものがいるなら、
オトナじゃないなぁと思っておくしかない。

以前自分が身重だったときには、
温室栽培のように皆さんに大事にしてもらったもので。
しかし、若手が多い現部署はどれだけ配慮できるのか。
自分もできる限りは、彼女を手助けしたいから。
だから、元気に産まれておいでよ、って思う。
posted by る・れくま at 18:26| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

時々、沼の淵

“当たり前”に感謝できるのは、
あわや底無し沼に片足取られ、
しかし無事に帰還したとき思うこと。

なーんもなきゃ、気が付かない。
だから、僕はたまに沼の淵を覗く。
posted by る・れくま at 11:02| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月27日

爆弾解体

不発弾と思っていたものは、
どうってことないただの空き箱で。
振るとコロコロと音がしたのに、
煙か靄か、開けたら中身は消えていた。

幽霊の正体見たり枯れ尾花。
空の爆弾の中にはきっと、
僕の不安と恐れが入っていたんだ。
posted by る・れくま at 23:42| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

埒が明かない

夏が近づけばやれ誕生日だ何が欲しいかと、
毎年プレゼントに頭を悩ませていたそんな季節。
二十台後半突入しわざわざ祝うものでもなくなったので、
今年からはお食事会か飲み会かそんなもんをやろうと、
言い出しっぺのやつはそうだ誰だあたしだ。

思い直して、しかしここからが難しい日程調整。
みんなの予定が会わないのなんのってもう。
ひとつ厄介なのはあたしだけが遠方にいるせいなのだけど、
各々が自分の生活を持っているのだから仕方ない話。
メールをちまちま打っては受け取るの繰り返しは、
都合がいいときに返せる反面で、いつも途切れ途切れ。
本当に聞きたい微妙な加減も、わざわざ文にすると言葉に困る。

ああ。埒が明かない。
ラチって馬の柵のことなんだぜ知ってたか。いや知らん。

「電話しちゃえばいいさ」と、ぽつりと旦那が言う。
メールに向かうときは、みんな自分の予定しか考えられない。
でも、会話の最中なら相手を考えて予定を組もうとする。なるほどな。
そっかぁ。そうだよ。最初からそうすればよかった。
昔はメールなんか無い時代、もっとたくさん話をしてたんだよなぁ。
posted by る・れくま at 23:44| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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