2007年06月01日

いつか、いつもの。

唐突に、写真を撮りたくなった。
何がある訳でもない。

おばあちゃんが草むしりをして、
おじいちゃんが植木の手入れをする。
納家では老いた犬がまどろみ、
屋根の上では若い猫が悠然と歩く。
緑がそよぐ。池の水面が波打つ。
太陽は瞼の裏、陽炎になって焼き付く。
今日はいい天気だ。散歩にいこう―。

この穏やかな日が、あるとき。
なくなることは当たり前のことで。
それでも、残しておきたい忘却への抵抗。
いつか思い出したいと思うのは、
特別な行事の日じゃなく、
いつもの、なんでもない日常だ。
posted by る・れくま at 18:38| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月02日

板につくとき。

いつの間に自分を指す自称が、
あたしからハハになっていたとき。

毎日毎月のカレンダーを見ると、
生後〇ヶ月何日に変換されてしまうとき。

一方で乳をぎうぎう吸われながら、
また一方で乳の原料を摂取しているとき。

「大変だねぇ」と言われて、
そうでもないかなぁと思いつつ、
うん大変だよ〜とか笑って返せるとき。

もう4ヶ月、だもんなぁ。
posted by る・れくま at 23:59| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | たまちゃん(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

二十二の攻撃

手に足に肘に膝に、赤いポチポチ。
息子さんが蚊に刺された模様。
それも、ひとつふたつの話では済まない。
数えてみたら22箇所もあるじゃないかと。
一晩でよくもまぁこんなにやられたものだ。

蚊は嫌なやつだと思っていたが、
蚊なりに生きているので仕方ないと認めていた。
が、息子に被害があるとなっては話は別。
もういっそ絶滅してしまえとか本気で思う。

暑いからと網戸にしたのがまずかった。
けれど、息子の間近で蚊取り剤を置くのは気がひけて、
油断していたその隙にやられた。
これは親の責任だよなぁ、と。
昔、母が皮膚科で言われたことを、
そのまま自分に言われているような気分。
虫刺されなんて大した話じゃないのに、
ひどくがっかりしている自分がいる。
本当そういう時に限って、
知人に合わせる機会があったりするから尚のこと。
免疫がないために急激に赤くなる刺し痕に、
見ているだけで痒そうでいたたまれなくなる。

しょぼん。
posted by る・れくま at 21:48| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | たまちゃん(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

ハイケイグ。

手紙の書き出しは、拝啓。
対する終わりといえば、敬具。
ハイケイ…ハイケイに…ケイグだな。
うっかり間違えないようにと、
念仏を唱えて書いた手紙はさて如何に。


…あ、れ。

拝啓具、になってた。
慣れないことはするもんじゃない。
posted by る・れくま at 17:45| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

裏切り

裏切られた、というのは主観の問題で、
当人が勝手にそう思えば、そういうことになる。
相手はそんなつもりはないにせよ、だ。

しかし、そこで相手もまた裏切ったと認めたとき、
そこには確かな裏切りが成り立ち、
加害と被害の両者を厳密に隔てるものとなる。
posted by る・れくま at 13:33| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月08日

青い実の意味

070607_1132~02.jpg

葡萄の実というのは、
摘果をしておかないと、
適当な大きさには育たない。
巨峰なんかの大粒は特にそうだ。
ただぶら下げておくだけで、
売り物のような実になると思ったら大間違い。

ここはいらない、チョキン。
やっぱりここも、チョキン。
それが一度や二度では済まずに、
育ちを見ながら、幾度となくハサミを入れる。
ので、足元には青いままに淘汰された実が落ちている。

その青い実が、全部、
大きくなれたらよかったのに。
何れひとつも欠けずに、
立派になれたらよかったのに。
でも、そうしたらきっと、
葡萄は、もはやどうでもいいものになっている。

僕も、たくさん落としてきたみたいだ。
誰にでも無数にある、可能性の実。
まだまだ落とす余地もある。
本当に大切なことが育つと思えば、
悪くはないよ。これはこれで。
posted by る・れくま at 21:32| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

よくない感想。

好きなひとからの、
よかったよ、という褒め言葉。
それはもちろん嬉しいけど、
よくない感想だって、大事だよ。
posted by る・れくま at 19:12| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

サンマの時間

例えばさ。
このお皿に乗ってたサンマがね。
もし漁師に捕まらなかったら、
まだ海の中を泳いでたかもしれないじゃない。

そのサンマの、
海を泳いでいたはずの時間って、
どこにいっちゃうんだろ。

質量保存の法則とかそんな感じで、
時間も何かしらに成り替わるんじゃないかって。
サンマを食べた僕の血肉になって、
僕の生きる時間として過ぎるのかな。
それとも、消えてなくなっちゃうのかな。
だからどうかした、って話なんだけど。

と、つい口に出ていた戯言を、
深くも浅くも追求せず、
肯定も否定もない相槌で、
耳半分に流してくれる、そんな君が好き。
posted by る・れくま at 17:04| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

歩調ずらし

買い物に行った時に、
お店で流れているBGMと、
つい自分の歩調が合いそうになる。
知ってる曲だったりすると尚のこと。

が。

ノリノリに見えそうなのが、
なんとなく恥ずかしい気がして。
何処までもさり気無く、
かつ不自然さがないように、
歩調をずらすことに神経を擦り減らす。

そんな我がココロの水面下。
posted by る・れくま at 18:12| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

健診フィーバー

今日は暑いほどのお天気の中、4ヶ月健診へ。
とにかく最初から最後までアツイ。
受付は診察の30分前からのはずが、
開始ぴったりに行って、既に10番以降ってどうよ。
ママさん達のやる気に、出だしから圧倒される。

三月振りの集団健診となると、
どこのお子さんも見違えるほど大きい。
うちの息子も、低出生の面影すらないねとは保健師の弁。
成長曲線は難無く標準ラインに乗り、
「何も問題ありませんね」の言葉に一安心。
大きめな子は8000gを越しただとか、
オムツはもうMサイズなんですぅとかいう話で。
うちの子はこうだ、いやうちの子はこうだと、
子どもの事となると何かと熱気が漂う皆様。
同じ産院のママさん達、特に一人目はそんな傾向多し。

ちなみに。
自分は極力関わりたくないので、
声をかけられるまでちいさくなってるタチ。
産院でも、医療職を伏せて日陰者らしくしていた。
名前覚えがあやふやなのはおあいこ様か。
一言目には“おっぱいがすごく出た人ですよね”ときた。
そんなところで覚えられても微妙に反応に困る。
これから先も、しばらく健診で顔を合わせる間柄。
今度はもう少し話せるといいような悪いような、そんな感じ。
posted by る・れくま at 23:54| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | たまちゃん(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月13日

ヒラメキと流行

6月に入ったくらいから、のこと。
息子をまっすぐ寝かせたはずが、
朝には全く違う方向を向いて寝ている。
枕も遠くに放ってあるか、体に敷いている。

で、パパに向きを変えたか聞けば、
もちろんそんなことはしていないという。
あたしがやった訳でもないから、
つまりは自力で動いたということで。
おっかしいなぁ。そんな動けたっけ。
と、次の瞬間には既に寝返りを打っている。
予告すらない、あっという間の習得。

あるとき、ふと気づくんだろうか。
なんだ、こうやればいいじゃん、って。
そしてしばらくそればっかりのマイブーム。

でも、自分で元に戻れないからって怒るなよ。
posted by る・れくま at 23:57| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | たまちゃん(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

美容体重の罠

070614_2308~01.jpg

世に標準体重と美容体重とがある。
この二つは似て非なる、
健康美と理想美のせめぎ合いだ。
計算方法は以下の通り。

○標準体重○
=身長(m)×身長(m)×22
(BMI=22としたとき)

○美容体重○
=(身長−100)×0.81

この差、自分の場合では8kgにも及ぶ。
標準範囲からこれだけ外れれば、
そりゃ痩せて見映えも良くなろうが、
反対に健康という面からは離れるジレンマ。

加えて、体重は軽かったとしても、
体脂肪がびっちりある場合なんかは悲惨。
若いうちはいいかもしれないが、
加齢とともに基礎代謝の衰えは進んでいく。
「食べてないのに太っちゃうのよ〜」なんて、
何処でもマダムの溜め息が聞こえてくる現代。
流行りのメタボなんたらを指摘される日も遠くない。

じゃあどうするかって。
太っている人は(脂肪を減らしつつ)痩せ、
痩せすぎている人は(筋肉をつけて)太ればいい、と。
そんな簡単に言うなと思うけれど、
実際このカッコ抜きばかりに目が行きやすい。
体重なんて、水分だけであっという間に変わってしまう。
こんな不安定な指標だけに頼らず、
体脂肪や筋肉量などを合わせて見ることが大事―。

と、美容体重に1kgと迫ったところで、
体脂肪があまり変化ない自分に向けて警告。
まっするまっする。運動不足。
posted by る・れくま at 23:11| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月15日

手間の本質

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もともとがお買い得品で、
更に赤字で叩き値にされたイカと、
某よろずやの隅で出会った午前11時。
しこいわしもこれまた安価の上、
半額の値札を飾りつけてあたしを待つ。
いや丸ごとだし手間かかるし。
でも魚介が安く手に入るなんて滅多にない。
ここはひとつレシピ拡充でもしてみようかと奮起。

買っちゃった、そこまではいい。
問題はここから何を作るかで、
片っ端からレシピを検索し、
家にある材料と合致するものを探す。
おいしそうな写真見本に踊らされて、
イカの身は足を引き抜き下処理してボイル。
残ったわたとゲソはホイル焼きに。
しこいわしは開いて揚げてマリネに。
これにどれだけ手間をかけたか、普段の倍は下らない。
それでいて、まるで量にならない可食部の少なさ。
母に作れたら分けるなんて言ったことをプチ後悔。

魚のハラワタぶちまけたり、
イカとかさばいたりしてみたので、
もう今日は十分に料理したぞ。
その割に大したものが並ばない、いつもの食卓。
手間の本質は、成果よりも“そんな気”。
posted by る・れくま at 21:46| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

しっぱい美容師

伸びざらしの髪に苛つく梅雨入り時。
行き着けの某髪切処は、
行く暇はないし距離は遠いしで、
近場の美容室で手を打ってみることに。
新しいショッピングモールの一角。
この美容室を見つけたときからが悲劇の始まり。

結論からいえば、しっぱいだ。
美容室も、美容師も、自分の判断も。
速いカットを売りにしてるのは分かる。
だけど、それにしたってそこかしこが大雑把。
確かに短めに注文したとはいえ、
誰がこんなに切れって言ったんだよえぇ。
途中から小気味良くハサミ入れすぎの感触は、
後頭部の振動でひしひしと感じていた。
雑誌と似ても似つかない出来栄えに静かな怒り。

髪は切ってしまったらそれきり。
だったら長めに残して確認すればいいのに、
そんな気配もなく、終わって如何ですかもなにもない。
客が“切られすぎ”を感じた時点で、
似合おうとそうでなかろうと、
その美容師は何処までもしっぱいだろ、と思う。

まぁ値段は平均の半分くらいだろうし、
涼しいからいいかとポジティブ思考で。
でも、たぶんもう二度目はない。
posted by る・れくま at 20:52| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

聞けない一言

夢に出てきた友達は、
なんだか話をしたそうにしていて。
夢から醒めた後の僕は、
喉に小骨が刺さったみたいにモヤモヤして。

げんきしてる?

気になってるくせに、
いつも、その一言が聞けない。
posted by る・れくま at 23:58| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

裏を見ないで

市立図書館の貸出カードは、
表側に読み取りのバーコードと、
裏側に利用者の氏名が書かれている。
自分のは小学生の頃に作ったもので、
名前もデータ上では改姓したのに、未だに旧姓。
そこまではまぁいい。

何があれかって、裏書きだ。
旧姓の一字だけ小学生当時には難しく、
そこだけ平仮名、後は漢字のあべこべ表記。
しかも、一度なくして再発行のアカマル印もついている。
使うには問題ないけれど、なんとなく気恥ずかしい。
けれど、普段は司書が裏を見ることもなく、
あたしもそしらぬ振りで、表を差し出していた。

が。
リクエストの受け取りに行った今日、
カードを携えて本棚を探す司書さん約一名。
やだやだ見られたうわーなんて思ってたら、
「おかしいなぁ、ありませんよ」だって。そりゃそうか。
程無くして、司書にも理由が分かり事なきを得る。
小学生の頃だからですと、気弱に口ごもる自分。
トドメには、「裏書き直しておいて下さい」ときた。
しかもなんか非難めいた声色を感じたぞおい。
改姓時にカードごと変えてくれなかったのはそっちだよヽ(`Д´)ノ

図書館対応のケチクサさが、
そのまま市の財政を見ているようで、
ワビシイやら恥ずかしいやら、なんだかなぁもう。
posted by る・れくま at 23:52| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

捕乳瓶嫌い

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息子さん、捕乳瓶に対して断固反対の構え。
いわゆるニップル・コンフュージョン、というやつか。
ハハチクビ以外は、絶叫するか、徹底的に舌で押しやられる。

2ヶ月位まではマメに搾乳して捕乳瓶を使ったものの、
結局は直母が楽で、それに落ち着いてしまった。
ミルクはたまに練習したけれど、
毎回渋い顔をするので量は進まず。
小缶ひとつをやっと消費させ、
図らずも完全母乳一筋になっていた最近。
中身は単なる白湯も駄目なら、麦茶も駄目。
スプーンならともかく、捕乳瓶で果汁は始めたくない。
甘くておいしい。楽に飲める方がいい。あたしならそうだ。
親も子も、人間低きに流れるイキモノだしなぁ。

そんな訳で、久々に搾母もとってみたものの、
捕乳瓶からは搾母さえ受け付けない。
最早中身の問題じゃないらしい。
ハハチクビがそこにあるのは分かっているのに、
何で捕乳瓶なのさ、とでも言いたげに怒り泣く。
一度は捕乳瓶に慣れていたのに、
忘れちゃうなんてことあるんだろうか。
調べてみたら、結構同じようなことがあるらしい。
離乳食が進んだらまた飲んだとか、
いや全く捕乳瓶が駄目になった、とか。
さしあたって別に困りもしないけれど、
これじゃ本当に一時もハハと離れられやしない。
ムキになって捕乳瓶を使えば、更に嫌がる悪循環に。

ここでふと我に返る。
水さえ入れない完全母乳ってのもありか、
脱水にならなきゃまぁいいやと、
気楽に構えたら、ぼちぼち飲み始めてくれた。
案外、親のココロ子知らず、でもないんだろうなぁ。
posted by る・れくま at 23:46| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | たまちゃん(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

逃げ属性

オトコだから、オンナだから。
オトナだから、コドモだから。

都合のわるくなるときだけ、
いつもは否定する自分に属そうとする。

もうそういうの、やめよ。
posted by る・れくま at 22:42| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月22日

ネコ狂会話。

近所で猫が仔猫を産んだ、らしい。
駐車場の隅で見え隠れする姿か、
ヒャアヒャアと鳴く声しか未だ知らず。

だって近づくとダッシュで逃げる。
確かにそこに猫がいるのに。
おいでネコネコネコー。
ネコかわいいよニャーニャー。

すれ違った通行人は怪訝な顔。
あんなに可愛い猫なのになんでかなぁ。
まぁ嫌いな人は嫌いだしと、
納得しかけてからはたと気づく。


あ、もしや今の声に出てましたか。
posted by る・れくま at 10:45| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月23日

水面の自分

070623_1125~02.jpg

僕が誰かの何かではなく、
僕は僕であるということを、
思い出せるのは僕しかいない。

そういう時間も必要だ。
特に、他者優先が当然な今は。
posted by る・れくま at 21:51| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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