2006年07月01日

映画の台詞

某映画の先行上映を見に行って、
主人公の恋人が悪者の人質になって、
あと数分の絶対絶命のピンチらしくて。

“彼女が死ねば僕も死ぬ”
そういうことだと、彼は言う。

ありがちな映画の台詞でも、
これを本気で言った人を知っている。
とりあえず、あたしの右隣に一人いる。

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2006年07月03日

煙草ヒステリー

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いつか行ってみたかったレストラン。
つわりに苦しい食事時だけど、
珍しく全部美味しく食べられたのに。

なのに、何故か、隣の客が。
食べ終え時に合わせて、もぞもぞ動く。
探るはポケット、見るも明らかな白い箱。
給仕を呼びつけて、小さな皿を運ばせて、
箱から取り出す一本が、ぷらぷら口元で遊んでる。

狭くるしい店内に配置された卓と卓。
敵とあたしの距離は、せいぜい80センチかそこら。
まさか、ここで、火を着けるか。
只でさえ、煙草を憎むこのあたしの目の前で。
火が着いた瞬間に、弾かれたように席を立つ。
カップに残るカプチーノにさえ目もくれない。
ヤケに過敏になってるのは分かるけど、
副流煙が猛毒と知ってのロウゼキかこのやろ。

冗談じゃない。
冗談じゃない。
あたしの子を殺す気か。



ひあそびはだめよ
ままゆるさないから

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2006年07月05日

最後に一言

image/cirrocumulus-2006-07-05T20:59:13-1.jpg
ミサイルに狙われた国の、
何事もないような日常の中で、
帰宅途中のあなたが最後に言った。

万が一も、
あるかもしれないから、
愛してるよ、と。

墜落する飛行機の中で、
手帳に家族への言葉を遺した、とか。
そんな逸話も頭によぎり、
漸くあたしは事態の大きさを知る。

最後に一言を、
伝えられたとしても。
愛してると言えたとしても。

ここに、あたしの隣に。
あなたがいなきゃ、終われない。
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2006年07月07日

ハジメの1週間

この頃、委員会や研修続きで暇がない。
また次の提出物や準備なんやと、
終わる傍から際限なく仕事が湧いて出る。
その上、病棟内も医師スタッフの異動が重なり、
不慣れな先生方のフォローばかりで時間を取られる毎日。
ようやく制限勤務なったあたしを、
全く休めようという気がないのだろうなぁこれは。

今日も今日とて、勤務外に身体を張った院内研修。
あんまり暴れるなと上司に釘を刺されたけれど、
まさかCPRの実技研修で動かない訳にもいかない。
一挙一動に何かと弱ってる妊婦が、
アンネちゃんを蘇生するにはこりゃ骨が折れる。
緑ランプばかり気にする心マの手技は、
実際の場面で役に立つのかどうかもやや疑問。

とにかくやった。
1週間を乗り切ってみた。
日勤ばかりも楽じゃないよ。
いや夜勤の方が楽だよ知ってるよ。
でも、今の自分にはこれが一番楽な選択か。
日勤ばかりの制限勤務生活、まだまだ先は長い。。。
posted by る・れくま at 22:33| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

コトブキ準備

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我が身の事情が事情なだけに、
急がなければならなくなったこと。
目下の課題は、結婚式の準備。
式は落ち着いたらなんて思っていたら、
ハラが出てからではドレス姿も危うい。
急遽、式場探しに乗り出したのがつい2週間と少し前。

これもご時世というべきか、
急ぎ用の結婚式プランが用意されている。
ちゃんと先に入籍してるから、
順序を違えてはいないけどな、と。
何処か言い訳じみて聞こえる事情説明。
いわゆるオメデタ婚ではないにしても、
まぁ状況としてはさして変わらない。
本来は3ヶ月前にドレコレを、
2ヶ月前にアレソレを、なぁんて。
間伸びした予定表を詰めに詰めて、
目指すは8月吉日、都内某所の海の上。

ようやく出来上がった招待状には、
わざわざコトブキ仕様の切手を貼る。
だってそうしろと言われたからで、
お年玉つき年賀状で当たったような切手、
(しかも去年の干支とか)でも別に構わないとあたしは思う。
が。やっぱりそこはコトブキですからねと従順しておく。

ラブリーな鳩が多量に舞う。
多分、こんな光景二度と見ないなぁ。

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2006年07月11日

敢えて。

本当に忘れたことなら、
思い出したりはしない。

浮かぶ気配を察知して、
別のことを考えていた振りをして。
そんな馬鹿げた行動を、
さも当たり前のように繰り返す。

忘れようとしてることを、
まだ忘れてはいないことを、
慣れという煙に巻いて、
自分に忘れさせるために。

敢えて。

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2006年07月13日

runaway bride

たとえば、ほらさ。
旦那になる人より前に、
付き合っていた人がいたとしてさ。

もし、結婚式に連れ去りに来たらどうする?


―それはないよ。

どうしてさ。
君をシアワセにするのは俺だとか、
強気に来られたら分かんないんじゃない。


―だって、
あたしの好きになった人は、
あたしのシアワセをいちばんに考える、
お人よしばかりだったから。
逃げた花嫁なんかさせるくらいなら、
いっそ潔く身を引いてしまうよ。

あたしが最後に選んだ人以外は、ね。


という某婚前女の惚気話。
妄想に生きる輩が人畜無害なんて嘘だ。
posted by る・れくま at 21:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

親バカ発動。

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あれから数週間後の健診日。
豆にしか見えなかった我が子が、
それなりの大きさに育っているかどうか。
見えなければ、つまりはそうだという話で、
不安半分に満たない少なめの期待で、
ストレスばかりの毎日を恨む準備だけはしておく。
どんなことがあっても、そう。
そういうものだと、受け入れられるように。
初めて健診に同伴してくれた旦那を、
ドアの外に待たせたまま、いざ孤独な戦いへ。

ところがどっこい。
ブロープが映し出した胎内に、
明らかなる我が子たまちゃん、その姿。
感動のあまり、口にした言葉は単純かつ稚拙。

すごー!でかー!
動いてるー!頭が手が足がー!

もう何がなんやら。
とにかく良いらしいことは外の旦那にも聞こえたか。
病院で貰えた一本のビデオテープ。
無音の画面を食い入るように見つめ、
動けばカワイイ、横にしててもカワイイ。
黒画面のあれが、何故だかイトオシイのです。
親バカとはきっと、そういうものなのです。

確かにいるんだなぁ、ここに。
3cm位なのにちゃんと人らしくしてる。
これぞ生命の神秘だな。うん。
posted by る・れくま at 22:38| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | たまちゃん(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

誕生日前夜

誕生日に何が欲しいと問われて、
何も思いつくものが無いこのときに、
僕はスベテに満ち足りていると知る。

シアワセとは、こういうことだ。たぶん。

1年後には、あれこれが欲しいと言うのかもしれない。
でも、それはシアワセでないという訳ではなく、
自分の望みを知る余裕を得ているということ。

今の僕はまだ、
手に触れるその温もりで、
胸がいっぱいになってしまうんだ。
posted by る・れくま at 22:03| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

プラセボ人生

僕というニンゲンは、
生まれた日からしてツイている。
とにかく縁起いいだろ。
見た目に7が幾つも入ってる。

小学校の頃なんては、
狙ったように開校記念日と一致。
月の形は半月らしいが、
まぁそんなことはどうでもいい。

悪いことはありはしない。
シアワセのために全てがある。
そんな自惚れを抱えて二十余年。
小分けにした僕の幸運が、
ほんのちょっとでも、
君に届けばいいなぁ、と思う。
posted by る・れくま at 21:32| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月18日

年齢差−1

あたしの誕生日から
あなたの誕生日まで

すこしだけ
あなたと年が近づく
すこしだけ
二人の差が縮まる
だからどうだと言うなかれ
今日から1ヶ月と23日
posted by る・れくま at 22:21| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 恋風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月21日

資格外労働

1、黙々と伝票の山を整理しているとき。

2、壊れたベッドランプを修理しているとき。

3、先生方が出しっぱなしにしたカルテ類を片付けるとき。



溜め息ついて、ふと思う。
これ程度の労働をさせるには、
茄子資格はちょっと勿体無いかもな、と。
posted by る・れくま at 22:46| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

ダレガタメ。

職場に湧いた鬱憤は、
眉間に隠しておくのがいい。
そのまま声にしたら最後、
全て我が身のダメージとして返る。

ちょっと一息、少し待って。
その声色が抗議の棘に染まる前に。
此処で言わなきゃならないことか。
自分から言わなきゃならないことか。

言うなら言うとして、
では、誰の為に其れを言うのか。
posted by る・れくま at 22:57| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

生かすも殺すも

子ども向け番組の主人公なんかに、
キラキラした目で夢ってものを語られると、
昔取った杵柄がむず痒く震え出す。

あたしの夢は看護師じゃなく、
実は獣医師になることだった。本当は。
でも、獣医師は動物を救う他に、
生き物を殺す仕事でもあると知ってそれを止めた。

という前に、そもそもアタマが足りるかどうか。
最短6年、お金や時間がかかって現実的でない話。
自称ロマンチスト・リアリストの端くれは、
17歳当時からそんなことを考えていた訳で。
選んだ結果が取りあえずの手に職探し。
ついぞ最近、それで自ら自分の夢を殺したのだと気づく。

縮小化した夢の結末。それが現在。
今の仕事だって毎日が生かすも殺すも、だ。
関わる人々は緩解増悪の浮き沈みを繰り返す。
あの人の調子も、同僚の助言も、自分の身の内も。

それが、あたしの生かした日々。
posted by る・れくま at 23:53| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月27日

眠いイラネコ。

イラネコとは苛々している猫、のこと。
ヒステリックになった母を、父が喩えてこう言っていた。
で、最近のあたしはまさしくイラネコ。

妊娠の所為か分からないけれど、
とにかく身体が疲れやすくて仕方ない。
眠いが度を越して、夜はバタンキューの機能停止。
1日でも1週間でも寝ていられそうな勢いに、
幼少の自分に戻ったような錯覚を覚える。

外に出掛けてみれば、敏感な鼻先で人混みに酔う。
行き交う人々の、街の生暖かい風の、
料理店の、香水屋の、その全てのにおいが腹立たしく、
つわりとも相まって、気分も機嫌も絶不調に。

でも、これで可哀想なのはあたしより、
そのあたしに四方八方当たられる旦那であり、
腹の中でひしひしとストレスを感じる我が子であり、と。
それでも忍耐強く気遣う旦那が、あんまりにもココロ広くて優しいので、
イラネコでも、ケンカのひとつ起きない平穏な我が家。

理性が戻ったイラネコは、
いつも最後にひとり自己嫌悪。
誰の所為でもないんだよ。本当にね。
posted by る・れくま at 02:12| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | たまちゃん(仮) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月28日

ナミダの免許更新

060728_1001~01.jpg

運転免許試験場の朝は、とにかく早い。
手続き開始には間に合うように行ったのに、
8:30にして、受付には既に長蛇の列が。
いつからいたんだろう、この人達。
眠い目をこすり、欠伸ひとつにナミダがぽろり。

番号順に一通りの手続きを済ませたら、
もれなくついてくる1時間の一般運転者講習。
で、講習内容の半分にもなる映画が、
『ママ、帰ってこないの』、ときた。
題名からして既にやばい。泣ける。
感受性が超過敏な時期の所為か、
よその赤ちゃんの泣き声でうろたえ、
今や“親子”という字面だけで涙腺が緩む。
内容は交通事故の悲惨さを訴えつつ、
突然の事故→母死亡→親子離散と、
オナミダ頂戴のスリーステップが揃ってる。
わーもうやめてくれ。
講習ごときでハンカチを探したくない。
今にも垂れそうなナミダを、涙腺に吸わせるのに必死。
でも、上映後に数人のハナススリが聞こえてきて、
ああブルータスお前もか、とちょっと安心。

で、やっと新しい免許を受け取ってみたらみたで、
やたら写真の視線がおかしすぎるのに、またナミダ。
免許ごときに、朝から泣かせるなぁおい。
posted by る・れくま at 23:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月30日

悩ましき手紙

ある人への手紙を、
否、ある人達への手紙を、
書くと決めても書けずにいる。

どんな盛大な言葉で飾っても、
恥ずかしさが本音をぼかしても、
伝えたいのは単純な一言。

ありがとうって、
言いたいだけなのに。
考え始めるといつも、
ココロの文字が涙でにじむ。
posted by る・れくま at 21:37| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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