2005年08月01日

ソウイウ病。

最近あたしは、おかしいの。
たぶん、みんな知らない新種の病気だ。

友達も、親も、同僚も。
つい、君の名前で呼んでしまう。
呼べば君、口を開けば君。
もう、反射レベルで君を求める。

つまりは、そういう病だ。
特効薬も、やっぱり君しかない。
posted by る・れくま at 17:06| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月02日

イッピの翌日。

昨年から産休入りやらドロップアウト続きで、
明らかに人員が最低限度にも満たない状態のままで、
それでも何とか業務を回していた、人に事欠く赤貧病棟。
6月から異動になった新しい上司が、
見るに見かねて獲得してくれた貴重な人手が、
やっと病棟業務に入るのは、8月イッピのその翌日。
つまり、それが今日のこと。

経験年数3年以上の先輩ともなると、
見事にその異動者へのオリエンテーションに割かれる。
それ以外の雑務は全て周りがフォローする訳で、
したっぱーずのあたしは朝から晩まで動き回りっぱなし。
朝の一番出しで小走りに手術患者を送り出しては、
両手に余る人数以上の検温を回り、午後のお風呂当番をこなす。

そんな日でも、ちゃんと定時に終われる日もある。
そんな日じゃなくても、終わるに終われない日もある。
前者をうまくいったというなら、今日は比較的そちら寄り。
でも、毎日は絶対そうもいかないだろうよというのが、
明日の割り振りから、先取って情報収集したメモから見えてくる。

訳の分からないうちに過ぎたあの毎日は、
自分のできないことが苦痛のカタマリのようでいて、
本当の苦痛はその周りにあったことを、今更ながら知った気がする。
posted by る・れくま at 23:23| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月03日

おつかれサイン。

どこかの雑貨売り場をぶらついて、
商品名と値段を視線だけで追いかけて、
突如、見たこともない名前の商品を見つける。


ヌヌメガネ。


・・・ヌヌ?

何故かヨミガナで頭に飛び込んだそのブツを、
見たこともないおかしな名前だなぁと考えつつ、
世界は広いからそういうものもあるだろうと納得し、
そのまま放置しようと思った矢先、とある事実に気づく。


ヌヌメガネ→ヌヌ眼鏡→双眼鏡。


ヌとヌの間があいた、ただの双眼鏡の値札じゃんアハハン。
これに気づくまでに5分って、あたしつかれてんのかなぁ。。。
posted by る・れくま at 19:31| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月04日

時間よとまれ

敢えて、考えないようにしている。
だけど、ずっと考えていることがあるの。

今日という日に日付が変わって、
勤務の合間に昼間と真夜中をまたいで、
そうして、あたしは新しい朝に別の顔を用意する。

時間はちっとも待ってくれない。
まだ来て欲しくないのに、もう過ぎてしまう。
押し寄せる秒針から、逃げも隠れもできないまま立ち竦む。


こんな悲しいカウントダウンがあるなんて、知らなかったよ。
posted by る・れくま at 12:43| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月05日

最後の足跡

今日は、今日だけは、
ひとりでいようと決めたのです。
この内に秘めた最後の氷片が、
ただ静かに、空に戻るのを待つために。

なのに、今日はひとりにしないでと、
気づけば、電話の声に縋っていました。
肩越しに見えた逆さの世界が、
光の中で縁取りを濁し、白く霞みました。

そうして、再び目が覚めたときには、
もう全てが変わっていたことに気づいたのです。
歩くことができなかった訳じゃない。
ただ、そこに、僕が立ち止まっていたかっただけ。

これでいいのです。きっと。
この足跡が消えても、世界が変わっても、
僕が君を忘れることはないでしょう。


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posted by る・れくま at 14:27| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

追伸にて

紫の空に映える満月に、
久方ぶりに袖を通しました。

今日も、あたしの空は晴れています。
posted by る・れくま at 14:31| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月06日

擬人化の冗談

ベッド上安静中の患者さんというと、
やれ物が落っこちた、どこかに無くなったと、
日常茶飯事に看護師を呼んでは、大捜索する羽目になる。

狭いベッドの上、さらに身動きも取れない訳で、
その人の器用さはともかくとして、当然の結果と言える。
申し訳なさそうにちいさくなる患者さんに、
あたしは、大概こんな風に言っては笑っている。


今日のリモコンは、活きがいいなぁ。

タオルも、きっと遊びに出かけたかったんです。

あたしに拾われるの待ってたんですよ。



まさか、リモコンやタオルが生きている訳じゃない。
かといって、ただ探して拾って渡すんじゃ面白くないし。
お肌には潤いを、看護には愛よりも笑いを。
きっとそれが、あたしの目指す看護観ってやつなんだろう。
posted by る・れくま at 22:55| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月07日

当たられ屋。

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べっこり。


やられました。当たられました。
大事に使ってたあたしのデミオちゃんが、あぁついにキズモノに。。。

たまの休みだからと実家に顔を出して、
ゴルフに行く父が使うというので車を貸して、
で、ものの20分でゴッツンとな。

ガラガラ空きの駐車場にぽつん。
嫌でも目立つ真っ黄色のボディー。
そんな安全そうな状態で当たられて、
父もマサカナンデウワァンと驚いたらしい。
ぶつけた方は、一体どこ見てんのかなぁ。。。
もう狙ったとしか思えないってぇの( ̄△ ̄;)

事故処理に詳しい母がてきぱき対応して、
とりあえず、夕方には代車が来るとのこと。

ま、犬も歩けばナントヤラだと溜息ひとつ。
デミオちゃんが、なるべく早く修理できることを祈るばかり。。。
posted by る・れくま at 12:38| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月08日

腸内で同棲

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目黒にある、寄生虫博物館の目玉といえばコレ。
日本海裂頭条虫、俗にいうサナダムシさんの大標本。
その長さ、なんと全長8.8mに及ぶという。
標本の横にはそれと同じ長さの紐が準備されていて、
体に巻き付けてみれば、条虫を文字通り体感できたりもする。

それにしても、こんなのを腸に住まわせて、
宿主はまったく気付かないものなのかどうか。
“自覚症状なし”の文字をちょっと呆れ顔で見つつも、
3ヶ月も同棲したなら、少しは愛着を覚えもするのかなぁ。。。

ちなみに、回虫やらアニサキスやらをたんまり堪能した翌日、
某氏のおすすめの麺類を事も無げに食したあたし。
なにやら、人間としての大事な部分が欠けていると思う今日この頃。

おまけ。
サナダムシとさだまさし。
似すぎです…( ̄□ ̄;)
気になって夜も眠れません。
posted by る・れくま at 23:58| 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月09日

臨時・わ組の人

384-014.jpg

先日べっこり凹まされた我が愛車というと、
世間のお盆休みにかかり、全治2週間の入院と相成った。

その間のあたしの足となる代車は、
父がタバコくさいのはだめだと強く主張したお陰か、
ほとんど新品同様らしいレンタカーがやってきた。
名前が分からないのでロゴを見たら、ベリーサとある。

キーレスエントリーとかいう奴ですよ!
カギ差し込まなくっても動くらしいですよ!
マニュアルじゃないことと、MDが付いてないことを除けば、
明らかにデミオちゃんよりお高そうな車に見える。
デミオちゃんと同程度でとはお願いしたけれど、
まさかこんなのとは思わなかったので、ちょっとビビリ気味。

旅行先でもないけど、これでレンタカー“わ組”の仲間入り。
「たまには別の車もいいじゃない」と、母があっけらかんと笑う。
お手数かけましたって言いながら父から鍵を受け取ったら、
あれ、なんか自分が壊した訳でもないのにどうして畏まってるのか。

まぁいいんだけどさ。いいんだけどね。。。
posted by る・れくま at 23:27| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月10日

避暑の床

夏ともなれば、連日の熱帯夜。
気温はもとより、我が身の体温さえ持て余す。
温くなったシーツの狭間から逃れては、
わずかな冷所を求めて這い回る。

壁に窓に床に貼り付いて、
温まったら、また次の場所へ。

そんなことを繰り返しているうち、
さまよい疲れて、ようやく瞼が重くなる。



そうして、また朝が来る。

posted by る・れくま at 23:57| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月11日

贅沢という料理

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様々な食べ物が溢れているこの世でも、
いちばん贅沢な料理と言えばサラダだ、と思う。

上質な肉のステーキも結構。
海の幸満載の磯造りもいい。
でも、具だくさんのサラダに敵う贅沢さは感じない。

レタスを主に、水菜、セロリ、ルッコラ、トマトにパプリカ。
スナックえんどう、ダイスポテト、三日月のようなゆで卵。
鮮魚と海老をメインに、タコ、イカのシーフード三昧。
これだけの材料を少しずつ揃えて、
適切な鮮度と味付けをもってして完成する料理。
単なる副菜と位置づけるには、勿体ないような気さえする。

一人暮らしに身を置いていると尚更のこと、こんなサラダは準備しようとはしない。
サラダそのものも、意識しなきゃなかなか食べられない。
突き詰めてしまえば無くてもいいけど、
あったら嬉しいものに、どれだけ手間暇注げるか。
たぶん、それが、いちばんの贅沢なんだろうなぁと思う。
posted by る・れくま at 23:53| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月12日

ワルイの調味料

コロッケは揚げたてを肉屋の前で頬張るのがいいんだ。
夏の牛乳は牛乳パックから喉に流し込むのがいいんだ。
肉じゃがはお鍋から直接つまみ食いするのがいいんだ。

これらの共通項は、
『ホントならお行儀悪い』というエッセンス。

ワルイコトしたくなることもあるんです。ときどきはね。



(旧ネタ帳:2003.6.24より抜粋)
posted by る・れくま at 19:11| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月13日

東京湾の華

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夜勤明けの気だるい身体を乗せ、
久々に家族4人揃ってのドライブ。

向かうは東京湾、花火大会。
父・コトブキ(仮)の仕事関係のコネで、
某会社の特設会場への招待があったのだった。



さて、いまから開始!

posted by る・れくま at 19:03| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夜空に拍手

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今日の主役、光の華が闇を満たし、
月は夜空の端で、控えめに浮かんでいる。

俄か雨に出来た水溜まりに映り、
子供達が光を追っては、水面を揺らす。

一瞬の閃き、霞と消えゆく残像。
波のような拍手は、まだ鳴り止まない。

posted by る・れくま at 21:31| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

瞬きの実況

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その場限りの一瞬に、
眼前の景色をそっちのけで、
必死でシャッターを刻んでしまう。

霞か雲かと歪んだ花火。
ぶれた画像に、一言を添えて。


いまを、君に届けたいんだ。

posted by る・れくま at 21:52| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月14日

V−300のそれから。

あれは、先月のいつ頃だったのか。
以前うちの病棟にいた患者さんの話が、耳に留まった。
生活のほとんどが全介助レベル。
自分では身動きすらままならない状態の、
いつも、痛い痛いと苦しんでいた小さな背中の主人。
その人が、ICUにいるという。

「あの人、V−300なんだって」

その一言を聞いて、あたしは言葉を失った。
医学の知識がある人なら、どういう状況か分かるだろうか。
意識レベルのひとつ、JCS(いわゆる3-3-9度方式)で、
“痛み刺激に反応しない”がV−300と示される。

T−1から始まり、この上のレベルはない。
つまり、もう大変な状況にあることは言うまでもない訳で。
どうなることかとため息の中で心配していたけれど、
あたしが“それから”を聞くのは、ずっと後のことだった。

そう言えば、あの方はどうなったんですか、と。
何かの拍子に思い出して、夜勤の休憩中に先輩に聞いてみた。
V−300で止まっていたあたしの記憶は、
それから、程なくして亡くなったという顛末へと更新された。
やっぱりという気持ちと、信じられない気持ち。
まだカーテンをくぐればそこに、あの人がいるような気もする。

旅立って早々だけれど、
お盆の季節だから帰ってきた頃なのかもしれない。
大好きだったおやつを、たくさん供えてもらえるといいなぁ。
posted by る・れくま at 15:13| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月15日

ゼリーと走り損

ガソリン代がイヤなほど急騰している世の中で、
満タンの給油が億劫で少なめで止めておいた矢先、
ぶつけられーの凹まされーので愛車が修理に旅立った。
まぁ代償は自動車保険が持ってくれると言うし、
しっかりちゃっかり満タンでやってきた代車を見て、
ガソリン代が多少の期間でも浮いたかも?なんて思う。
そんなあたしは、生まれも育ちも生粋の小市民。

で、そう言ってへらへら笑ってたら、
「いや、レンタカーは満タン返しだぞ」と、兄がぼそり。
その分の代金とかは保証されませんてぇよ。ホントですかよ。
つまり、走ったら走っただけ損なのは変わらず、と。

なーんだ。やっぱりあたしは凹み損じゃないか。
ぷんすかと文句を並べるあたしの前に、ぽんとゼリーがひとつ。
食えってことですかそうですか。あ、うまいねこれ。
それを見て、「ぶつけた人が持ってきたのよ」と苦笑する母。
なーんだ。多少いいこともあるもんだねぇとか、
今度はにやりと上機嫌で、具の大きいりんごのゼリーを口に運ぶ。

目の前のことだけで、すぐに気持ちが切り変わっちゃう。
まぁなんて単純な作りなんでしょうかお父様お母様。
だからこそ、あたしはいつもシアワセなんだろうけどさ。
posted by る・れくま at 09:41| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月16日

猫の目

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先日、帰ろうとしたあたしは、
ある先輩の声に足止めを食らった。
否、言葉を耳に入れる前の、
その彼女の視線に姿勢に捕まった。

なんですかどうしたんですか。
あたし何かやらかしましたか。
話の内容も分からないまま、
でも絶対何か言われるという確信を抱き、
声の続きをヒヤヒヤしながら待つこと数秒。
ようやく耳に届いた内容は、こんなもの。

「ねぇ…猫、飼わない?」

おずおずと切り出す言葉とか、
上目使いに見上げる仕草とか、
窺うように首を傾げたりとか、
全身から沸き上がるお願いオーラ。

どっちが捨て猫だ。

必死さ通り越して、見ている方は可愛ささえ感じる。
まさに、目は口ほどにものを言うなぁと。
自分は全然モテないだのと言う前に、
その猫の目でせまれば一撃必殺ですよ、先輩。


うーむ。ヲトメは猫に学ぶこと多し、と。
posted by る・れくま at 20:59| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

後部の思惑

信号待ちで君が振り向くと、
車体の上にいることも忘れて、
その背中に無性に飛び付きたくなります。
でも、ヘルメットがごつりと当たって我に返ります。

ハンドルを握る君の手と、
君の肩につかまったあたしの手。
指の銀色が並んで見えるのが、
実は、結構好きだったりします。

つかんだ所が汗ばんでくると、
君が嫌じゃないかなぁと心配になって、
ちょっと指を浮かせたりしてみます。
全部手を離すと君が気づくので、
小指から一本ずつ、こっそり風を通すのです。

そんなことを思っているうちに、
いつの間にか、駅が目の前に迫っているのです。
posted by る・れくま at 22:46| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 恋風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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