2004年08月01日

怒りのワンクッション

松本にいる兄ピロシキ(仮)が帰省しているので、
実家の祖母が朝食にお赤飯を炊くと言ったのは昨日のこと。

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posted by る・れくま at 10:58| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月02日

一面記事。

何でもない日常を、
とりとめも無い変化を、
伝え合えるってシアワセなことだね。

貴方のことなら、
みんなあたしの一面記事になるよ。
posted by る・れくま at 23:01| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 恋風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月04日

秘めたる言葉

遍くも果敢無き夢の

いつか泳いだ夜空に

死が二人を別つまで

天に昇る其の刻まで

瑠璃色の月は浮かぶ

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posted by る・れくま at 19:46| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 謎文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月05日

信じられない報せ

彼からの電話が鳴る。
待ち望んでいたメロディーが広がる。

でも、其の声は彼じゃなかった。



其の声は、言った。
彼が、あたしの彼が亡くなったと。


・・・

・・・ ・・・

亡くなった?

誰が?

死んだ?

・・・

・・・ ・・・


あたしは、何か、悪い夢を見てるの?
誰かそうだと言って。



代理人からの電話。
電話の主人が永遠に不在になったことを、
機械的にあたしに告げられた。

彼の親も近くにいるというので代わってもらった。
彼に良く似た高めの掠れ声は、
泣きながら、確かに彼は突然この世から姿を消した、と。
自分でも信じられない、と。


そうだよ。

信じられない。
信じられない。
信じられない。



だって、この前貴方に会いに行ったばかりじゃない。

貴方の腕に抱かれて、たくさんのぬくもりをもらって、

また会いましょうって、キスで約束したのに。

貴方の感触がこの身体にまだ残ってるのに。







貴方が、いない世界が、嘘なんだ。













彼のかすれた声は、
もうあたしの受話器を震わさない。

其れだけが、認められない事実。

posted by る・れくま at 15:40| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動き出す電車

このまま家にいたら、
此処が悲しみの場所になっちゃうから。
とりあえず、電車に乗る。

周りはあたしの事情を知らない人ばかり。

分からないけど、
みんないろいろなものを背負ってるんだ。

もうすぐ、貴方とあたしの密会場所だよ。


posted by る・れくま at 17:14| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

弱音

死ぬときは一緒だって、言ったのに。
どうして先に逝ってしまったの。

涙で何も見えない。
足が震えて立てないよ。

いつも貴方が傍にいてくれた。
遠い場所にいてもずっと一緒だから、
あたしはあたしでいられたんだ。

貴方はあたしを強いと言ったけど、
強い人なんかいない。
あたしは、ほら、いつもギリギリで立ってる。

あたしひとりじゃ、
片方の翼じゃもう飛べない。
貴方の居ない世界は、光も色も無くなる。

食べ物も喉を通らない。
何とか飲み込んだものも殆ど吐き戻す。
消化管が生きるのを拒否してる。





そうやって弱音を吐いたら、
貴方が戻ってきてくれるような気がする。

posted by る・れくま at 21:39| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月06日

繰り返す現実

皆に彼の弔報を片っ端から伝える。
知ってる限りの友人に伝える。

落ち着いて聞いてね、実は。。

同じことを繰り返し口にする度、
自分にも此れが現実だと言い聞かせる。
こんなカタチで、連絡とりたくなかったね、と。
電話口で久々に聞く友人の声に、皮肉だね、と返す。

大丈夫?

何も言ってあげられないけど。

いつでも話相手になるから。

しっかりしてね。

頑張って。

皆、どうしてか心配してる言葉ばかり。
彼のこと、じゃない。
あたしのことだ。

ぜんぜん大丈夫じゃないくせに、この口が言う。
涙をこらえながら、凛とした姿勢で。
彼の好きな強いあたしの顔で。


あたしはだいじょうぶ。


そう言い聞かせていれば、だいじょうぶかもしれない。
だいじょうぶじゃないかもしれない。
でも今は、まだ、いいんだ。


posted by る・れくま at 11:59| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月07日

頭をよぎる場景

個人的事情に関係なく、
お仕事は日々を機械的に進めてくれる。
こんな時だけ、多忙に身を投じることが救いになる。

あたしの愛した彼の身体は、
もう炎の中で洗い流されちゃった頃だろうか。
白い骨だけになって、ちっちゃい器に入って帰ってくる。
遺影の中で笑う彼があたしを見る。


そんなこと、想像もつかない。


彼の告別式の日取りが決まったと、
準夜の休憩中に親御さんから連絡をもらった。
まだ実感が沸かない。
でも、確実に時間はその時に向かっている。



貴方とお別れするまでの期限は、あと1日。

posted by る・れくま at 02:57| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月08日

それだけ

寝たのに寝た気がしない朝、
彼の親御さんから携帯に一報が入る。
告別式前に貴女には先に会っていて欲しい。
会って話ができれば、と。

仕事に向かう数時間までの猶予。
着の身着のままで、車を走らせた。
数回しか行ったことのない彼の家への道程なのに、
天然方向音痴のあたしが迷わず辿り着けた理由はひとつ。
助手席に彼が座っていて、
覚えやすい目印を説明する声を思い出したから。



遺骨を前にしても、最初、涙は出なかった。
綺麗な布に包まれた四角いもの、、、があるだけ。
ただ「写真がないんです」と呟いた、
彼の親御さんの震える声を聞いたとき、何かがはじけた。
叫び声になりそうな嗚咽を抑えもせず、あたしは泣いてた。
ハンカチの色が変わる位に、涙が溢れ出て止まらなかった。

でも、親御さんが彼の最期までの経過を教えてくれて、
涙に反してあたしのココロは不思議に落ち着いてきていた。
彼は、どうして、この世を去ったのか。
その理由は、やっぱり彼にしか分からない。
ただ、死へのトクベツな準備はしていなかったと聞いた。
或る一つの日常の途中に、彼はぽっかりと姿を消したんだ。

もうひとり、彼の昔からの友人と、
あたしにだけは会わせてあげたかった。
親御さんの身にしみる言葉に、複雑な音を立てて胸が軋む。
あたしは、そんなに彼の近くに居られたのだろうか?
疑問符をつけても、答えは返ってくるはずもない。
遺品になった彼の携帯から、最期までの足跡を辿ってみる。

・・・
・・・ ・・・

携帯のメモリに残る彼の最期の送信メールは、あたし宛。
そして、彼の読んだであろう最期の受信メールもあたしから。



嗚呼、たった其れだけの事実で。
あたしは貴方のいちばん近くに居たと自惚れていいのかな?

posted by る・れくま at 00:37| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

13日後の時限爆弾

Romantic ORCHIDS

彼は、手土産にとあたしに香水をくれた。
「買ったはいいけど、甘すぎるから」とか言ってた。
誕生日を過ぎてすぐの頃だった。
あたしは偶然のように渡された香水でも、
初めから準備されたプレゼントのようで嬉しかった。

家に帰ってから、
我が家のいちばん好い処に陣取った君。
君の名は、Romantic ORCHIDS。
彼とお別れする、今朝になってふと思い出す君のこと。
君の名はどんな意味なのか、考えもしなかった。

ORCHIDは、胡蝶蘭の意。

そう言えば、君を包んでいた箱にも、胡蝶蘭が咲き乱れていた。
ミドルにコチョウランの香りを含んだ香水だから、
この名が付いたことは容易に想像できた。

それじゃあ、胡蝶蘭の花言葉は?

純粋なる興味から、探してみたい衝動が沸き起こる。
検索ワードは、花言葉・コチョウラン。
数秒の後に出た結果の一番上を見て、あたしは言葉を失った。



コチョウラン:あなたを愛します



これは、全くの偶然なのかな・・・?
突然の出来事に、身体の震えが止まらない。

そう言えば。
彼の部屋に並んでいた香水は、
全部メンズかユニセックスだった、と思う。
でも、これだけ何故かレディースだった。

考えれば考えるほど、不自然だった彼の行動に気づく。

もしかして・・・・・・まさか、ね。
そこまで考えてくれたのかなぁ・・・?


甘い胡蝶蘭の香りの君。
彼の仕掛けた時限爆弾のような気がする。
posted by る・れくま at 09:32| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あたしは見ておこう

この空間に集まった統べての人を。
貴方を惜しむ気持ちを込めた涙の数を。


そして、あたしを見つめる貴方を。

posted by る・れくま at 18:03| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月09日

迷いごと

料理が作れないのは、
冷蔵庫に材料が無いからだ。

材料が無いのは、
買い物に行っていないからだ。

じゃあ、何が欲しいの?
あるものはあげる。
好きなだけ持っていけばいい、と人が言う。

でも、あたしは何も返せない。何もいらない。
本当は何か必要なんだろうけど。



何が、欲しいのか、わからないんだ。

posted by る・れくま at 23:59| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月10日

心配の眼差し

心配って、ココロを配るって書くんだよね。
そんな言葉の意味に、ふと気づく。

ここ数日というもの、
あたしの周りに居る多くの人に、心配されてる。
ココロをもらってる。
これでもか、というくらいのココロの山ができている。

逆の立場だったら、
あたしも何も言えないんだろう。
言葉が生まれないから。
どんな上手な言葉も、上滑りしそうで怖い。
その代わりに、あたしを見る眼差しが、
すべての気持ち、すべての心配をあたしに届けてる。

本当は、言葉や眼差しがなくても、
みんなのココロがじゅうぶん伝わってるのにね。
ひとりじゃないって、分かってるのにね。
なんてあたしは贅沢なんだろう。
ほら、こんなにたくさんココロをもらっちゃった。
どうやって、返せばいいんだろう。

posted by る・れくま at 00:17| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

再死再生

此れまで何度も死んで、また新しく生まれた。
あたしの中のあたし。

離別した人へのハナムケに、一人。
ひとつの恋が終わったときに、一人。
貴方への想いを断ち切ったときに、また一人。

あたしを知るすべての人に、オンリーワン。
出会った人、抱いた思いの数だけ、生きて、死んでいく。
その繰り返しがあたしを創ってる。



いま、あたしは生まれた。

posted by る・れくま at 00:51| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月11日

初七日を過ぎる頃

早いもので、昨日は彼の初七日。
あたしにとっては今日が初七日。
連絡をもらったのが、一日経ってからだったから。

あたしは密かに決意したことがある。
でも、誰にも言うつもりはない。
彼にも内緒だもん。

そんな今の気分は、椎名林檎の「月に負け犬」。
これからも、後悔のない生き方をしよう。

posted by る・れくま at 04:40| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月12日

鐘の音が聞こえる

開陽台

地平線の見渡せる丘へ。
あたしと貴方は、手をつないで階段をのぼるの。

丘の途中にある、シアワセの鐘を二人で鳴らす。
なんだか結婚式みたいだって、密かに思った。
照れくさいからお互い口には出さないで、
もう離れないように、しっかり手をつなぎなおす。

丘の頂上で、貴方が大きな腕を広げてる。
風を身体に受けて、空を抱きかかえるみたいに。
あたしを見て、微笑んで。

そのまま羽でも生えたら、
何処かに飛んでいってしまいそうだから。
あたしは貴方の大きい手、長い指に必死でしがみつく。



一人にしないよね?
posted by る・れくま at 23:31| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月13日

詰めが甘い

昨日の深夜の採血、合計14人。
すべて一発でとれちゃったもんね。
あたしもなかなか腕をあげたもんだわ。ふふ。

・・・と、思ったら大失敗も。

血糖検査のある人だったのに、
配膳前に間に合わなくて、食後になっちゃった。
とりあえず内科Dr.に確認して、
まぁ食後でもいいでしょうと言われたけどさ。
しょぼーん・・・(´・ω・`)

ちょっぴり凹んで、また明日がくる。

posted by る・れくま at 12:03| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | なすたま生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月17日

既視感の風景

明野村・向日葵畑

どうしてだろう。
この向日葵畑を、君と見たような気がするの。



緑と黄のパッチワーク。

近づく大地。

空から舞い降りる。

焼けたアスファルトの匂い。

ぶかぶかの白いシャツ。



そう。思い出したよ。
空港から君への家の道程にも、
たくさんの向日葵が咲いていたよね。
黄色が大好きなあたしは、
これからの旅にワクワク胸を躍らせてたんだ。

場所、時間、空気、人。
あのときと、同じじゃないのは分かってる。
もう二度と、やってこないことも分かってる。


君がもう、いないのも、分かってるつもり。

posted by る・れくま at 02:14| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月19日

涙を声に代えて

何も無い隙間の時間。
あたしがあたしでいられる時間。
ふと、無性に泣きたくなる。

車の中なら誰にも迷惑はかからないから、
大きな声でわんわん泣き叫ぶことができる。
でも、涙は視界を歪ませるだけ。
ワイパーを動かしても、視界は晴れない。



たった一滴が、頬をつたうだけ。

posted by る・れくま at 07:14| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生きた証・別れの形

君が其処に生きているという真実だけで幸福なのです

椎名林檎の「幸福論」に歌われるように、
君が生きていたことが、あたしにとってのシアワセ。
あたしが君と生きてきた証。

生きていれば、いつか会えるかもしれない。
たとえ二度と会うことがなくても、
何処かで生きていてくれれば、其れで良かったのに。

でも、生きていても二度と触れ合えない別れだとしたら、
其れこそあたしは我慢できなかったかもしれない。

別れの形を、どちらが辛いと比較するのは愚問だろう。
皆、其々の別れに、其々の辛さを抱えている。

posted by る・れくま at 23:48| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 足跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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